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波と文学

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かなづちものがたり

最近、ブログ書いてないんだねと妻に云われた時、私はメロンパンの皮を食べながら「んあっ」と応えた。愛について。愛というか、この場合、男と、女の"情念"について。


金鎚で、頭蓋カチ割らせてもらおうかなと突発的に思いつくほど激しい夫婦喧嘩をすることもあるのは若いからかね。胃が痛くもなるのは弱いからかね。コトバは、的確に耳から浸蝕して(或いは目から)ココロの外壁を波止場の野良猫の餌付けくらい簡単にずたずたん。崩されて、
ベチャベチャの中に舞う埃の中の哀しみは、タチの悪い怒りに変わる。そして、激的感情の濁流に飲み込まれたまま脳を経過してまた冷たく、鈍く、尖ってしまった私の言葉が生まれる。
相手と自分の涙腺を、感性を、現在を、容赦なく盛大に切り裂くのはもはや暴力。

あんなこと云わなければ良かったの波、寄せては返す和解した夜。若いから弱いから三日月だから、なんつってカラカラダカラと見上げた星空、それはそれは美しく僕は、手から金鎚を落として、流れ星を捕まえようとした。ごめんなさいを伝えるときのお土産として、星くらい欲しい気がして。乱暴な語彙は最早いらないな忘れたいよな。そんな言葉、失われてしまえ愛という名の下によ。

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