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波と文学

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綺麗じゃなくても美しい。

目の前、30cmの位置に居るのか、それとも、テーブルの向こう側に居るのか、その声は明らかにテーブルの向こう側から聞こえるのだが、その顔面はすぐそこにある。
遠近法云々というより、もはや空間全体を歪められている気がして妙に、心細くなってしまった。

友人の挙式に参加して、その二次会で出逢った顔面のおおきなおおきな男のことである。



血色の良いそのおおきなおおきな顔から発せられる言葉は明朗で澱みなく痛快。相手を選ばずに臨む態度は横柄で大胆。心地よい鬱陶しさ、その中で垣間見せる一瞬の寂しさ。あれは酒のせいなのか。ひさしぶりに愉快な人と出逢った。綺麗ではなくとも美しい人間の様。


名前を聞けばハルオと名乗った。


初対面ではあったものの、昔から知っていたような知りたくなかったような、他人のような友人。


おいハルオ、読んでるか?


ここに散らかっている言葉が僕の暮らしであり、今、僕が過ごしている世界の確かな断片なのだ。
あれから随分年を取ったものの、変わらずに変わり続けていることを、幾らか感じ取ってもらえれば幸い。微かに欠けた月が今夜も海面を青く照らしている、耳を澄まさなくても波の音が聞こえる。冷めた風が裏の畑の長く延びた草を揺らしているよ。
いつか遊びに来て呉れよ、また逢おうな、だからお互い達者でな。家族によろしく、ほいじゃ


顔、デカすぎるやろ





追伸

君からのありがたい言葉が、疲れた身体に精気を灯し、筆を立たせてくれたよありがとう。感謝します。


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