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波と文学

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コンニチワとサヨナラの間に

朝、息子と散歩して帰ってくると自宅の斜め向かいの家の前に救急車が停まっている。ノリコさんに何かあったのかと不安になる。救急隊員が玄関をノックすると中からノリコさんが出てきて「私は元気ダヨ!ここじゃないよ!」と言う。その姿を見てホッとしてちょっと泣いた俺。救急車は別の家の95歳の婆さんを連れて去って行った。近所のひと曰く、最近多いのよ、もう高齢(95歳)だからね。



ここみたいな限界集落で暮らすうえで街よりも少しだけ密な近所付き合いは必要不可欠なのだが、そうやって過ごした近所の爺さん婆さんがある日急に居なくなる明日が寂しい。そもそも人の一生なんて嬉しいことよりも悲しいことの方がほんの少し多いのだよ。と、わかってはいるものの悲しいことはいつも突然目の前にやって来るから悲しい。
なんてことを朝から考えて少しナーバスになることもある。だから今日もこうして僕や家族や集落の人々が生きて、「わちゃ~今日も暑いわ~」なんて言いながら額を垂れてゆく汗を愛でたい、コンニチワとサヨナラの間に。

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