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波と文学

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見えてはいるが、覚えておくことの出来ない初めての雪。



週末が近付くにつれて民衆が「来るらしいよ」「ヤバいらしいよ」「大雪だってよ」と騒ぎ始める様子を尻目に、ふふふ、踊らされてやがる哀れ者ら、かわいい。と思っていればこの景色である。震えている。

去年、最終的には凄まじい台風に襲われて散々な結末に成ったのだがそれ以前の台風への「煽り」が大袈裟だったのをはっきりと覚えていたせいで、~十年に一度とか、体験したことのないとか、未曾有の、とかそういう派手な文句に懐疑心ありありであり、俺そう簡単には信じないよ、と斜に構えてこの景色である。震えている。


昨日から降り続く雪はついに侘しい漁村を覆い尽くした。浜に、荒れた海を眺める外国人の男女がいた。カナダから日本までサーフトリップに来たのだがこれではまるで母国と同じだshit。怒りと諦めと間抜けの狭間で、二人は悶えていた。しかしそれは、ちょうど来週、オランダでリーディング(【ひひひ+暗黒ニラ,オランダツアー】)に飛び入りした僕にとって幸福であり、神様からの贈り物であるというかさては神の化身だな。「これこれ外人」と声を掛けて自宅に連れて帰り翻訳をガッツリと手伝ってもらって見返りに温泉を紹介して、全てがウマくいったthanks a lot.それにしてもこの雪景色、40年ぶりというわりには不思議といつか見たことのある風景ばかりだ。四季豊かな国で暮らす日本人にとって、雪景色が原風景であることに由来するのだろうか。灯油は持つだろうか。昨日からずっと、そわそわしていて落ち着かないの。


三吾にとっては初めての雪。
生後5カ月の彼にとって見えてはいるが、覚えておくことの出来ない初めての雪。
代わりにしっかり覚えておこうと今、思った。





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