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波と文学

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風が吹いていないことを知る。



クリスマスから続いた蛸屋の繁忙期がようやくひと段落つき、2014年を終えた、と思った頃には2015年が5日ほど過ぎている暮らし二年目。未だに慣れず、へれへれである。だいたい人が多すぎる。君たちはいったい何を考えているのだ、と地下駐車場を行き来する人間を眺めながら思う。ロクなことを考えていない連中ばかりに違いない、皆、似たような背格好である。よくわからない素材のダサいサンダルのような靴のようなものの偽物のようなものを履いている。また、子供が泣いている。助手席になぜか犬がいる。爺さんが婆さんを怒鳴る。値上がる。田舎のくせに24時間稼働するスーパーセンターに巣くうハトの糞にまみれて、羊も戸惑ってやがる。祝。館内放送の「あけましておめでとうございます」が頭上で響いてうるさい2015年がはじまった。今日の月はとても美しい形をしている。波の音で、風が吹いていないことを知る。

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