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波と文学

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タイトルは最後にくる

森の木々や野の花々がその日の最後に見る景色、それは夕焼けである。


ちょうどその頃、浜辺に居た僕は人形岩の影の見知らぬ老人と目が合った。



老人は両手を上げてちょうど万歳のポーズをしていた。何か、


この辺でめでたいことでもあったのだろうかね、「祝い事ですか?」と僕は尋ねた、


「見てわからぬのか」と老人は言った。


「見てわからないから聞いたのですよ」


「聞けばすべてわかると思ったのか」



「たしかに」


 


 


 


「空を支えているのだ」




「空を?支えて?いる?」





「お前たちが空を見上げることが出来るのは私たちが空を支えているからだ」


「あなたのようにそうして空を支えている人が他にもいるということですか」


「当たり前だろう空を落とす気か阿呆」


 


 


タイトル【空が落ちるなんて、考えたことがなかった】

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