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波と文学

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うみべのちいさなおんがくかい 01



明後日である。

数年前にyoutubeで見て、うへえ、おもろ。と、
感激したjunnos君がひょんなことから侘しい漁村で歌を唄ってくれることになり、とても喜んでいる。私も、18時から始まるLiveの最初でポエトリーする予定なのだが、何を読むかいまいち決めきれない状態のまま、ついに今日を迎えてしまっている。ぬひゃあ。
地元の人間「スタジオ田(た)」と一緒に作った映像作品は未だ未完成ながら、まずまずの感触を得ている。私が今回のライブを迎えるうえでいつもより随分リラックス出来ているのは、完全にコイツのお陰であると確信している。【傑作 僕の名前】の映像化は大変嬉しいことである。Liveという“一瞬”の空間を漂い、刹那に消えていく言葉(文字)を映像の中に表わすことで、聴覚と視覚、その両方に詩と音を「残す」ことが出来る。僕がやりたい表現は、おそらく、もっとサーカスを意識している。サーカスってずっと楽しいよね。子供の頃に一度観ただけなのに、その記憶が真空パックされて永遠になっているから、耳を澄ますたびに踊る心が真ん中にあるのね。

ギタリストやDjを伴わないライブでは、いつからか、始めに先人の詩を朗読した後で、自分の詩をヤルのだが今回は【草野心平さん】の詩を読もうかな。と、それはもう、決めている。過去には敬愛するブローティガンの作品を何度か、あとは石川希代子さんの詩集「魔」より【田舎】という詩も読んだ覚えがある。そういえば、パウロ・コエーリョの【星の巡礼】の冒頭文も読んだりしているから詩に限らず気に入った一節を読ませてもらっている。ややや、ありがとう。





さて、どうしたもんかね。


ぬぬぬ。



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