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波と文学

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浜松日記02

妻の入院が決まり。ひとまず、旦那としてやることがなく暇だということがわかり明け方に妻の実家へと帰宅。6時に布団に寝転んで8時に甥から起こされる地獄。


甥とは2回り以上年が離れており、まさに親と子ほどの歳の差なのだがいつ頃からか僕のことは呼び捨てである。ここ2日ほどは気分次第で“ちゃん付け”で呼びやがる。我ながら、ナメられてんなーとは自覚しつつも面白いから放っている。おさむさんが、ほんの義理程度に「友達じゃないんだから!」と甥を制してくれてなんだか嬉しい。甥はヘラヘラしている。

昼間はコイツとスケートしたりゲームしたり水遊びしたり宿題をしたり、絵に描いた夏休みを過ごす。ただただ眠い。


夕方になり、妻の妹と甥と3人で病院へ。小一時間ほど戯れて帰宅。夕食はカレー。浜松に来て以来、1日3食、美味しい御飯がありがたい。21時頃に就寝。23時頃、妻からメールで医者とのやり取りの報告。ホーイ!へえへえ、ぬのーん!などと、適当に返信。

潜在的に、僕も緊急しているのだろう、目を閉じてはいるものの、まったく眠れた気はしない。

まばたきしてる間に、午前1時。腹の子の調子が芳しくない、緊急手術になるかもしれない、と。妊娠して以来、聞いたことないほど弱々しい妻の声が電話先で震えており、出発。道に迷いながら40分掛けて病院に到着。ソファのある大袈裟な個室に移動させられた青白い豚のような顔面の妻を見て、思わず笑う。腹が減ったと妻は言う。不安が微かにほぐれた証し、愛しく思えた。

医者からの説明を受けて、今がちょっとした山場であることを確認した。だからといってやれることもないのでソファに寝転んで妻と誰かの悪口でも散らかしながら睡魔の訪れを待った。隣の部屋では女の叫び声が聞こえて、その隣の部屋から赤子の泣き声が聞こえてくる、僕らは命の始まる場所に居る。ここは、空気が乾燥していて、口の中がすぐパサパサになる。
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