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波と文学

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TAMAYAの一夜。

ジャパンツアーと銘打ったベルギー在住の音楽家KEYAKIくんのTAMAYA編で詩の朗読を行ったのだが、これが楽しかった。オーガニック・トランスとかアコースティック・テクノとか(わざわざカテゴライズする必要もないのだが)伸縮可能な1本のデジュリドゥを軸に手元の木琴と手首に巻かれた鈴と尻の下でビート刻むカホンがもともと納屋だった空間をクラブハウスに転換させる奇天烈体験。複数の楽器を同時に演奏して多数の民衆を愉快に踊らせるってもはやどういう脳ミソの仕組みなのかスキルなのか麻薬なのか自分には到底わからない。意味不明の行為である。頭おかしいとしか言い様がない。【トランス】という言葉の意味は「意識」なのだが他人の意識を自分の演奏で恍惚状態にモッテいくなんてイカれた神様の仕業、爽快な罰当たり的行為、電子音ではなく、木の生音というのも僕にとって心地よく、ポエトリーでセッションさせてもらったのですが言葉と木製楽器の相性がとてもナイスでなんだか久しぶりに興奮した。世界各地で気に入った場所に腰掛けて自分の演奏を魅せて客の懐から金を頂戴して「暮らす」なんてもはや憧れとかそういうレベルではなく畏敬の念と純粋な尊敬のまなざし。本人は「いやー疲労の蓄積が半端ないよ今夜の出来は40点」なんてボヤいていたのだが“100%の出来”なんてヤラれたら納屋崩壊して民衆は発狂、TAMAYAのKENちゃんは仕事を忘れて酔い踊り、KAORIちゃんもそれに続いてTAMAちゃんが爆笑。頼んだカレーが延々でてこなくてオレら腹を撫でて困り泣く。といった具合になっちゃう。それにしても楽しかったしカレーが美味かった、また2年後か3年後。その時までまた楽しもうそれぞれをLIFEを、と言わずとも交感。最高の一夜。
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