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波と文学

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Nishikata On The Planet.02
















Nishikata On The Planet.02.04.29
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原点。

空想や言葉、ひらめきやボケ、風景と記憶、無数に過っては散ってゆく頭蓋の内側に広がる宇宙の中の、断片を消費するのではなく遺そうと思った。インタネットの海、永久に残るかもしれない一言一句の波紋を、しぶとく描いてゆく感じ。

春風に揺れる。

近頃、この辺りの空間線量(by原子力規制委員会)も落ち着いてきた。その日の天気と同じように、その日の放射線量を気にするなんて、僕らが子供の頃に描いていた未来とは程遠い未来が到来しているがこれもこれで未来っぽい、とも思う。網の目状に散りばめられた便利と快適の上、幸福な暮らし、現代科学の結晶とその代償。ん?幸福ってなんだ?


発電所のあるこの町と50km離れている鹿児島市の空間線量はほとんど変わらない。桜島の灰からも放射線って出てるのかしら?とか思っちゃうよね。安全な場所なんて無いよ、本来、人間にも備わっていたはずの野生的な感覚ってゆーの?便利と快適を、貪欲に追求するその前の時代の勘繰りと感覚を、呼び覚まして鋭く、笑顔で暮らすしかないのかもねこの未来的日々を。明日も。春風に揺れる猫の、ヒゲみたいにさ。






全然楽しくねえッスね。

この時代だから、SNSに載っけとけば皆、見ているでしょ?と思うのは大間違いだと思うの。むしろ、この時代だからこそSNSから距離を置こう、或いは近付きすぎたその間隔を見直そう。という感覚こそ正常なのではないか、と考えている。イベントの告知や店の宣伝に使うのは確かに便利極まりないけどね、ダイレクトだし、的確だし。ヨッ!情報社会!って感じ。とはいえその代わりに失ったものは何だ、ということを割りとマジで考えている。Facebookが近頃はうるせえ


休日、風の強い日。となりまちの丘の上の公園へ。8ヶ月の赤子に色とりどりの遊具の魅力は届かず、公園の端で草むしって、終わり。全然楽しくねえッスね、って横顔も可愛い。





むしり疲れた息子、帰りの車のなかで寝た。そう遠くない未来、彼があのアスレチックのてっぺんに立ち、僕らをハラハラさせるのか。楽しみである。

たでくうむしもすきずき

非日常時における人々の善意や勘繰りやデマや悪意や支援や祈り、総じて人の往生際というか、そこから放たれる光の眩しさや美しさや禍々しさといったらねえや。まるで狂気にも似て、