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波と文学

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目を細めても見えず耳をすましても聞こえない




あれ、どこいった。と思えば、
ふたりは窓から外を走る車を眺めていた。


最近は、泣き声の質で彼が父と母のどちらを求めているのか、なんとなくわかる。毎日、目を細めても見えず耳をすましても聞こえない微かな変化を逃すことなく、気付いていきたい。



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抱負オブ猿




冬だというのに春のように暖かく、
気温が20℃を越える日もある。
これは異常気象にちがいない。
天変地異に備えよ、
などという物騒な考え方をやめて、
その春のような一日をのんびり過ごしたい。

わかっちゃいるけど、
不確かな杞憂より、
確実ないまを見つめていたい。






生きて、こうしてまた




2016,1.2

朝と家族。



ここ2年、年末年始はタコに呪われてもおかしくないくらい奴等を焼く日々なのだがひょんなことから休みを貰えて昼過ぎまで自宅での~んびり過ごした後、友人宅へ、蒲生、寒い。あけまして、

おめでとうございます。



博多の松田くんと電話で話し、
あけまして、おめでとうございますのおめでとうございますって何がめでたいのかね?と、聞いてみた。生きて、こうしてまた新年を迎えられたことがめでたいのですよ。と、即答された。






29日の夜、




朝、どこかの家の飼い猫が鳥を食べていた。
鳥の毛の散らかり方が、
やけに現場を生々しく映した。
極普通のことだろうに。

息子にも見せようとした時に猫が居なくなった。


まるで春のような日差しの年の瀬だが朝夕はやはり冬であるストーブ。

あと2日



2割ほど増し。って感じ

妙子さ~ん妙子さ~ん、と爺さんが心細そうな声をあげながらコインランドリーの丸い洗濯機の蓋を、ひとつひとつノックしながら歩いていた。夢はそこで覚めた。

午後9:30にセガレを寝かしつける為に僕は二階に上がった。良美は台所で夕食の準備をしてくれていた。セガレを寝かしつけていた僕もいつの間にか眠ってしまい午前零時半に夢から覚めた。隣に良美が寝ていた。

一階に降りてきて、ひとりで晩御飯を食べた。
唐揚げ。向かい合って座り、
ありがとうを直接伝えたかった美味しさ。



何もないようで、
それなりに忙しい日々を過ごしている。
もうすぐ年越しである。今年の愉しさは例年より2割ほど増し。って感じ

お腹いっぱいで、外に出て冬のくせに生ぬるい風に金玉をさらして用を足しながら来年は弾けてやろう、と誓った。