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波と文学

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ガパオライス燃える夕焼け足のうらのウニのトゲ




満月である。ひとり、パソコンの前に腰掛けて洗濯機に呼ばれるまでの少しのあいだ、日記を綴ることにした。これを終えたら海を散歩して今日を終えるつもりだ。友人と遊んだ久しぶりの休日、ゆっくりと話してゆっくりと移動してガパオライス燃える夕焼け足のうらのウニのトゲ。お盆、

みなさん、

お帰りなさい。ぴーぴーぴー




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6月から鳴いていた蝉もついに青空を喜んでいる。







しばし、blogを綴らない間に夏である。



目の前の海が祝福している。

窓からゆるい風、部屋の隅にまた蟹。蟹。蟹。
6月から鳴いていた蝉もついに青空を喜んでいる。


仕事終わりの黄昏に海辺で椅子に腰掛けて北からの気だるい風の中で本を読む心地良さに酔いしれているのだが運が良くも悪くもすぐに近所の友達(還暦以上死体未満)が声を掛けてきてくれる。そこから、陽が沈み街灯が灯り、辺りに虫が寄ってくるまで話は続く。
そこに住む人の、その人が見守ってきた土地の、歴史や与太話を聞くことには「読書」とよく似た醍醐味もあり、基本的にはウザいのだが、それが迷惑かと言われればそうでも無い。ウザ楽しいといった感じである。ウザいけど、楽しい。みなさん長生きしてくださいね。




話変わり、ミチヨ食堂とチアフルマークがここ西方で海の家をopenした。
これは僕らにとって本当に嬉しい出来事の一つなのだ。





私は心底悶えている




先日、CoffeeGALLERY蒼で開催された12周年記念イベント【hihihi展】にて暗黒ニラのliveの途中でペロっと、私もポエトリーをさせてもらった。彼の音に合わせて詩を読むのは4回目か5回目だと思う、そろそろ彼の独創的な音の泳ぎ方、その音に合わせての言葉の泳がせ方がわかってきた。感覚的コントロールの同調が出来るようになり面白くなってきた。こちら側のそういうシンクロの愉楽を、化学反応の愉しさを、音と言葉の快楽を、パフォーマンスの中で外側にもっと上手く発散することが出来れば音も言葉も空気も観客と混ざり合い、皆、狂うはずなのだ。嗚呼、もっと上手くなりたいと私は心底悶えている今日も海風に吹かれて。


あと、これの情報解禁をしてしまっていいのか正確なところはわからないのだが、しちゃう。8月からFMさつませんだいで【trunk for hair presents 山下冗談の相談冗談】というふざけた名前のラジオ番組が始まる、毎週15分間の短い番組の中で私が12万人の民衆のお悩みに答えるという無謀かつ最大級に好奇心をくすぐられる企画なのだ。このような遊びに付き合ってくれる友人と関係者の皆様に心からの感謝と敬意。相変わらず生きているって面白い。これについての詳細はまた後日、SNSなどでも発信します、よろしくお願いします。誰が読んでいるのかは知らんけど、この日記を毎日読んでくれている人もいるようだ。なぜかNewYorkやCaliforniaからのアクセスもあるお前は誰なんだ。とはいえ、本当に、そんな君にも感謝しています。Yes,世界の、山下冗談でした。おはよう

薄い緑色の葉っぱに醤油



週末の土曜日ということで、浮世は賑わい、それに呼応するように焼き台の前は地獄である。そこには、灼熱、という言葉では物足らない露天商独特の暑さ苦さ辛さの絶望感が存在する。根っからの、ぼんぼん体質である私は、ここのところ常に涙目である。絶句の挙句、人手が足りておらず6日も連続で働かなければならない週が今月はぽこぽこある、6日である。信じられない。この地球で一番最悪な出来事だと悲しくなり、友人に「聞いてくれよこの地獄を!僕なんか6日も連続で働いているんだぜ!戦争だよもうこれは!明日には過労死だよ!」と嘆くのだが皆いたって涼しい顔をして、ま、そんなこともあるよね、という冷静な反応を示す。僕はやっぱり嫌われているのだろうか、と少し不安になる。3日ほど働いて1日休み、多少貧乏でもヒマな方が色々と楽なのだが、、、こういうことをしゃあしゃあと言うヤツは結婚なんぞもっての他、生涯独り身で暗闇で孤独と寄り添い、野菜なのか雑草なのかわからない薄い緑色の葉っぱに醤油を垂らして食うのがお似合いである。しかし、私は結婚をしている。嫁さんにそういう人生の底辺の醍醐味を体験させるのはもう辞めにしたいといつかの夏の終わりの夜空の大三角形に誓ったのである。だからこそ、さっさとこの地獄労働を終わりにして次のステップを踊りたい。あと3カ月でもう一年が経つ。幸せの、色や香りその味は知っている。あとは形を整えることが大切なのよねん


なにもかもが、完璧な夜。



どうやら台風が来ているようだ。ちょうど次の僕の休みの日と、台風の上陸が重なる予報が出ている。イノヴェトで開催中の奄美祭に行けるかどうか、不安が募る。それにしても昨日は寝苦しい夜だった、そろそろ扇風機でも買わなきゃな。そんなことを考えながら、うだる暑さに眠気を奪われて、海まで散歩した。


北の空には稲妻が躍り、

南の空に流れ星、

西の空の月が水面に映って、

なにもかもが完璧な夜だった。


なにもかもが、完璧な夜だったんだ。