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身体が重い。今年の梅雨は、酷い。相変わらず、何もしたくないという確固たる意思を抱きながらも、日々なんや&かんや雨を避けたり雨に濡れたり打合せと、詩作。昨日の、マウンテンハイキャンドルの開店祝賀会では七月の雨と蝋燭の灯火に彩られた美しい風景が至るところで見られ、とても心地よかった。蝋燭が創る光の良さは言うまでもなく風に揺れるところ。夜、シンシティ2を借りて観た。9年前ほど心撃たれることはなく求めている刺激の違いや変化を実感。今日も眠い。
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頭蓋骨の内側で星屑みたいな散らかり方をした言葉がようやく、真ん中に集まり始めてあらかじめ決められた位置に、いま収まろうとしている、待ってました。こうなれば、頭に浮かんだコトを言葉にするのはbefore朝飯である。問題は、心に漂う感情(のようなもの)の言語化なのよね。まあ、それと向き合わずになにが芸術だ馬鹿野郎って話だなななな。それにしても自分が、可愛いことを知っている女は確かに可愛いのだが自分が可愛いことに気付いていない女はもっと可愛いなと、陸に上げられて錆び付いた船やら、港に浮かぶクレーン付の作業船の前で、小雨に降られて思った。閑話休題、手探って、手探って、手探って、感情を、その形のまま、その色で、その熱で、その手触りで、ひとつの言葉に。
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空港に見送りに行き、自分の女々しさを小脇に抱えながら屋上展望台に登りゲッソリと、飛行機に手を振る。
そのまま国分、シャンティさんのグンジタウンに向かう。昼飯時にぬらり、タコ焼きを振る舞い、談笑。なまらゆっくりと、のんびりと、心地よい束の間を過ごす。昼が過ぎて、田上に移動。次のイベントは(海辺のちいさ音楽会02/06.27)、近頃カチカチの絶頂状態でフル活動中のDJスグルスakaシベリアンハスキーのトラックでポエトリー、その打ち合わせ。楽器を使っての作曲ではないからか、作曲というより編曲のような感じだからか、曲の修正や変更に思っていたより時間が掛かり、気付けばおれ昼寝していた。疲れてたんだね、イビキかいて寝てたよ(ハート)とか言いながらおばさん顔したスグルが優しく微笑んでいたからレイプされる予感さえしていいかげん目を覚ました。
昼寝後、完成したトラックに合わせて少し練習してなかなかの手応え、延々ループを繰り返すトラックに詩を載せるのだから詩の中の物語には今回、時間の流れを創らずに言葉遊びを楽しもうかなあ、なんて考えて、ほんでgood-bye。
高速道路を北上、途中意味もなく伊集院で降りて下道をぬらぬら誰も居ない家だから時間掛けて帰るオレやはり女々しい野郎だ。と思いながら。
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すぐそばで暮らしているのだが人付き合いが上手いのか不得意なのかまるでよくわからない女の誕生日を、友人諸君が祝ってくれるということで、すぐそばで暮らす者として共に、近場の食堂に出掛けていった。七年と六ヶ月、この人と一緒に寝たり起きたり跳ねたり泣いたりしているが、このような形でこの人が他人から祝いの場をもうけてもらったことは記憶にないから正直言って、自分のこと以上に、照れ臭くてありがたくて、感謝の言葉を探すのに苦労している。トモダチって、こういうときに、とても面倒で、とても温かい。"ありがとう"という言葉じゃ全然物足らないんだ。それでこの感情の全てを伝えきれる心地がしない。だから彼らのトモダチとしてこれからも、これまでと、昨日のアリガトウを表現していき鯛。
七年と六ヶ月まえ、雑踏の端、鉄橋の真下、僕は彼女に出逢った。冬の始まりがすぐそこにある、秋の半ばか終わりの頃だった気がする。七年と六ヶ月という時間の経過が早いのか、遅いのかはどうでもよくて、長いのか、短いのかも気にしていない。お互い、震災という"転換期"が真ん中に挟まっていることもあり、本当に色々なことがあったよなあとは思うものの、おそらくこれから先も人生は続いていて、これまでよりも色々なことが、僕たちを待っている気はするのだが、、、気がするだけだろう。そんなことは誰にもわからない。それで、いまわかっていることは、彼女のお腹の中に僕らの子供が宿っているということ。そして、
そこに在るのが紛れもなく七年と六ヶ月全ての出来事と、愛情の結晶であり、確実な未来であるということ。
あと二カ月、とにかく無事に生まれてきてくれることを僕は毎日、祈っている。それから、知っている。生まれてくるのは僕たちの子供であり、新しい人生の始まりであるということを。ハッピーバースデー、最愛のひと。
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5月の初夏の陽気に惑わされた昨日の僕は朝からイカれたテンションをコントロールすることが出来ずに朝の散歩中も、やあ小鳥さん今日も美しいさえずりをありがとよ!そいつぁこの美しき世界への賛美歌だぜ!おい猫よ、近頃ますます発情してるかい?愛し合えよ小さな兄弟!おい漁夫!水平線での水遊びは構やしねえが丘の上での火遊びにゃ気をつけろよ!などと、目に映る全ての景色に思い付くままの言葉を発して。日がな、身の回りの小動物、植物、切られたタコの脚、戸棚のハエ、客、知人友人、ハタチや老婆に対して上機嫌な振る舞いをしていたのだがその反動からか、今日は朝から身体中が気怠く、世界中が悪意に充ちているから、震えながら焼き台の下の小麦粉の袋をずっと撫でている。
ついに僕は阿呆になってしまい、ガラスのはめられていない窓の外のカラスと目が合いっぱなし、中パの臭いがやけに鼻につく始末。
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